Twitter 用語 と 使い方

ツィート ( Tweet )

これから何度も「Tweet」という言葉が出てきます。Tweetとは、Twitterで「つぶやき」を示す用語です。 なので、「Tweet=つぶやき」と覚えましょう。

日本語版のTwitterでは最初から「つぶやき」となっていますが、英語版でもそれまでの「Status updates」から 今やポピュラーになった「Tweets」に正式に変更されました。

140文字制限の秘密

Tweetには140文字の制限があります。
「何で140文字なの?」という方が多いのですが、それには理由があります。

実は、当初Twitterは携帯電話のSMSからの利用を想定して作られていたのです。
SMSには160文字の制限があり、Twitterは発言者のIDをその中に含めねばならなかったので その分の20文字を確保して、160文字−20文字で140文字を上限としました。

これが、あまり日本では知られていないTwitterの文字数制限の秘密です。

フォロー ( Follow )

Twitterで他のユーザーとつながる機能である「Follow」(フォロー)は、Twitterの中でも 最も重要な機能であると言えるでしょう。

Followは「追いかける」「付いていく」という意味ですが、Tiwtterではフォローすることによって 相手のつぶやきをあなたが「追いかける」ことができるようになります。 興味のあるアカウントを「お友達登録」することに近い感じです。

あなたがフォローしているユーザーのTweetは全て、時系列であなたの 「Twitterタイムライン」 (ホームページ) に表示されます。
すなわち、興味のあるTwitterアカウントをフォローしておくことによって、あなたの タイムラインだけでそれらのユーザーのつぶやきまで一覧で見ることができます。

もし何千人ものユーザーをフォローするようなら、あなたのタイムラインは ものすごい量のTweetで埋め尽くされ、ものすごいスピードで更新されていく、ということです。
全てのTweetを読み切れない場合は、「フォローの解除」(unfollow)をすることによって、そのつぶやきを あなたのタイムラインから外すことができます。

フォローやフォロー解除は、何時おこなっても構いません。

フォロワー ( Follower )

フォロワーとは、あなたをフォローしているユーザーのことです。
相手があなたをフォローすることで生まれるのです。

様々なシンボルの使い方

これから、@や#などが先頭の、シンボル(コマンド)と呼ばれるものの使い方を説明していきますが、その 使い方にはいくつかの注意点があります。

半角英数字で入力する

残念ながら日本語を使うシンボル(コマンド)はありません。
これから説明する@や#を使う場合は、全て半角英数字で入力する必要があります。

半角スペースで区切る

また、Twitterは2009年時点でまだ全角スペースをスペースとみなしてくれません。
それで、シンボル(コマンド)との区切りでスペースを使う場合は、半角スペースを使う必要がありますので 注意しましょう。

ではいくつかのシンボルを見てみましょう。

@シンボル ( @返信 )

@マークは、そのあとにユーザー名を続けて書いてTweetの最初に置くことによって、そのユーザー向けに Tweetをつぶやける機能です。

もともとこんな機能はTwitterには存在しなかったのですが、ユーザーの間で はやるうちに標準の機能となってしまいました。

tweeter-jargon-direct-mentioning

@シンボルは主に相手の発言に返信する際に用いるために、日本では「返信」と訳されてしまっていますが、もともとは @mentioningと呼ばれていて、「ある特定のユーザーの注意を惹いて発言する」という意味があるのです。

@返信は確実に相手に届くわけではありません

あくまでも@返信は「〜さん、読んでね。」という意味であり、確実に相手が読んでくれるとは限りません。 日本では「@返信」という言葉が普及してしまっているために誤解を生みやすいので注意しましょう。

少し具体的に言いますと、もし相手があなたをフォローしていなければ、相手がTwitter.comサイトの右メニューにある 「@(あなたの)ユーザー名」を見ないかぎり、あなたが@返信したことに気づきません。

tweeter-mentioning-follow-chart

逆のことを言うと、あなたがフォローしていないユーザーがあなたに@返信をTweetした場合、あなたは Twitter.comサイトの右メニューにある「@(その人の)ユーザー名」をクリックして初めてその人の あなたへのTweetを読むことができるわけです。

あなたがその相手をフォローしている場合には、その人のTweetはあなたのタイムラインに表示されるので 見逃しにくくなるでしょう。

定期的にあなた向けの@返信をチェックしましょう

Twitterにあわせた別のアプリソフトを使っている方にはそちらでの方法もありますが、普通の Twitter.comページからの利用では、Twitterの右メニューの「@ユーザー名」に気を払って、あなた宛に送られた @返信を見逃さず読むようにしましょう。

@返信は一般公開されます

@発言では大きな注意点があります。
「@」でつぶやき相手を指定したからと言って、あなたの発言がその相手だけに発信されるわけではない ということです。
後のほうにある(プライベートな)「ダイレクトメッセージ」で送らない限り、上図のように@返信したTweetは 世間一般に公開されてしまうことは覚えておいて下さい。

@シンボルは複数並べられる

@返信は複数の相手に同時に使用することができます。
140文字の文字数制限がありますので限度はありますが、「@abcde @hijkl @mnopq」という風に 半角スペースで区切ることによって複数列記できるのです。

@シンボルはリンクに変身する

Tweet内に含まれる@シンボルは、そのユーザーのTwitterホームページへのリンクになります。
たとえば、「@tweeterjp」とつぶやくと、それは 自動的にリンク変換されます。

特定のつぶやきで@返信ができる

上図のように、Tweetの内容に直接@宛先を入力することもできますが、twitter.comページの 特定のTweetのところで「返信」をクリックしても、その人に返信ができるのです。

その場合、Twitter.comページだと分かりにくいのですが、つぶやき文の下に「○○宛」とリンクが 表示されます。 このリンクをクリックすると、その返事のもととなったTweetが表示されます。

掲示板のようにスレッド表示されるのを望む場合には、対応しているアプリソフトやブラウザー・アドオンなどを 使用するようです。

Twitter外での@の使用

もともとTwitterの中で生まれたのが上の@の使い方ですが、ブログやウェブサイトでは、この@を 「Twitterアカウント名」を指すシンボルとして使われることが多くなっています。

たとえば、「私のTwitterアカウントはtweeterjpです。」と書いた場合、どの部分がユーザー名か 非常に分かりにくいので、「私のTwitterアカウントは@tweeterjpです。」と書くことになります。

Tweet内で使う@は「ご指名」の意味を持ちますが、一旦その外に出ると、ユーザー名を示す シンボルになりますので、Twitterに関する人のブログやウェブサイトを読んでいて @シンボルが出てきて「あれ?」と疑問に思った場合には、このことを思い出しましょう。

RT – Retweet ( 再つぶやき、転送つぶやき )

よくTweetの中に「RT」や「Retweet」を見かけます。 これは何なのでしょうか?
Retweetは、もともとブログ文化の「ReBlog」という言葉から来ています。

「Reblog」とは、他人が書いたブログ記事を自分のブログに再掲載することを示す造語です。
そのTwitter版がRetweetであり、略して「RT」と表記します。

@シンボルはオリジナル発言者への敬意

Retweetする際には、その元の発言ユーザーに敬意をはらって、誰の発言かを「そのユーザーの @シンボルを含めてTweetする」ことが礼儀とされています。
誰かのTweetを広げたり、内容を引用してTweetする場合には、@シンボルを添えて「RT」と表記しましょう。

RTの例

一つ例を見てみましょう。
ユーザーtweeterjpさんが、「今から抽選で100人に1万円差し上げます。」と発言したとします。 この発言に敬意を表して、あなたのお友達にそのTweetを教えたい、広げたい場合はこう入力してつぶやきます。

「RT @tweeterjp 今から抽選で100人に1万円差し上げます。」

RTの注意点

RT自体も半角で入力し、RTの後も、ユーザー名の後も半角スペースで区切らないと 認識されないので注意しましょう。

Twitterを利用する第三者提供のサービスやソフトウェアは、RTと入っているTweetは たぶんRetweetであると判断してしまいます。 意味なくあなた自身のTweetにRTを使うと、本来あなたの貴重なつぶやきであったものが そうでないと判断され広まることもありますのでご注意を。

RTにはもっと複雑な使い方や礼儀がありますが、ここまでにしておきます。

DM ( ダイレクトメッセージ )

ダイレクトメッセージは、自分がフォローされている相手に、プライベートなメッセージを送信する機能です。

tweeter-mentioning-dm

ダイレクトメッセージの注意点

ダイレクトメッセージは、フォロワーに対してしか送ることができません。

言い換えれば、あなただけが相手をフォローしていて、相手は あなたをフォローしていない場合、ダイレクトメッセージは相手からあなたへの一方通行でしか 送れないということです。
お互いにダイレクトメッセージを送るには、お互いにフォローしている必要があります。

実はTweetからダイレクトメッセージが送れる

通常は、画面の右メニューから「ダイレクトメッセージ」をクリックし、相手を選んで 送信できるのですが、実は、Tweet本文で 、最初に「d 」 (d と半角スペース)と入力して、その後に ユーザー名を添えると、どこからでもダイレクトメッセージが送れるのです。

tweeter-jargon-direct-message

知らなかったでしょ?

#シンボル ( ハッシュタグ )

よく、#シンボルから始まる単語を見かけますよね? 「トピック」にも頻繁に現れます。
この機能もユーザーから広まった機能です。

この#につながる単語は、ブログで言うと「タグ」のような機能を果たします。

Twitterでは世界中のユーザーが様々な話題についてつぶやきあっていますが、いったいどこでだれが 自分と同じテーマでTweetしているのか、探すのは簡単ではありませんでした。
そこで、#シンボルから始まる単語「ハッシュタグ」を入れることによって、共通のテーマで話している Tweetを見つける手段を提供するわけです。

Twitterでは、そのハッシュタグで世界中のTweetを検索することができますので、同じテーマに関して Twitterユーザーたちがどのようなことをつぶやいているのか調べられます。

tweeter-jargon-direct-hushtag

たとえば、同じイベントについて話す場合は「#イベント名」といったような使われ方をするのですが、その他にも いろんな使い方が派生しています。

ハッシュタグの例

  • #harrypotter – ハリーポッターに関するつぶやき
  • #michaeljackson – マイケルジャクソンさんに関するつぶやき
  • #tweeterjp – ついーたーで使ってます。

ハッシュタグの注意点

2009年時点ではまだハッシュタグには日本語が使えません。
またハッシュタグ自体も普通の半角英数字しか使えないので注意しましょう。
ハッシュタグの後に半角スペースによる区切りが必要です。

$シンボル ( 株価シンボル )

ほとんど使うことはありませんが、オマケで説明しておきます。
これもユーザーが生み出した使い方で、$の後に証券コードを書くことによってその株価について Tweetしていることを示します。

たとえば、グーグルの株価についてつぶやく場合は「$goog」といった感じです。
日本では普及しないかも・・・ですね。


Copyright © 2009 Tweeter.jp



    cf.   My Twitter Page